ブルーサファイアの90%以上が熱処理や格子拡散処理などの何らかの処理が施されております。
熱処理や格子拡散処理以外の処理では、オイル処理、エポキシ樹脂、ガラス系の素材、ポリマーなどによるキャビティやフラクチャーの充填、様々な素材によるコーディング、染色があります。
※格子拡散処理とは、
格子拡散は、人工的にその色を変化させるために、熱や化学薬品(チタンやベリリウム)を使用して原石に要素を拡散させる処理過程のことです。 格子拡散処理されたサファイアは、どのような色にもすることができます。 追加した色が浅い場合もありますが、 石全体を突き通す場合もあります。格子拡散処理をしたサファイアは、大幅に買取価格が下がる傾向にございます。
◇サファイアの色について
・コーンフラワーブルー
矢車草の花の青色をした最高級の色で色合い。
・ロイヤルブルー
ミャンマーのモゴック周辺で産するサファイアはロイヤルブルーといわれる深みのかかった青色で、矢車菊に次ぐ色といわれ、 透明度はカシミールサファイアより高い。
・カワセミのブルー
スリランカ産の最高品は「かわせみのブルー」と呼ばれるもので、カシミールサファイアに劣らぬ品質で、 ルビーと同じラトナプーラで産出する。
・ソフトブルー
パイリン産サファイアに見られる、濃く鮮やかで深みがある青色。コーンフラワーに構造が最も似ているといわれる。
・インクブルー
オーストラリアで産出され、まさにインクブルー色(低級品)
出張買取は、世田谷区を中心に買取スタッフがご自宅までお伺いいたします。エリア外のお客様もまずはお気軽にお電話下さい。